
東京オペラNEXT事務局をしております
村上夏子と申します。
東北大学経済学部経営学科
(平成9年/1997年)卒業、
東京経和会(経済学部同窓会)
会員です。
昨年より何度か
萩友会メルマガにて
当法人の公演情報を掲載いただきました。
ご関心をお寄せいただいた方、
また実際に公演に
足をお運びいただいた皆様には
心よりお礼を申し上げます。
この度は、
同窓生としての自己紹介と、
当法人の活動について
より詳しくご案内できればと
特設ページをご用意いたしました。
人物を知っていただくことで
オペラや私たちの公演に
ご興味を持っていただけたら
幸いです。
(逆だと困ってしまいますが💦)
本ページでは、
メルマガ読者様限定の
ご優待情報も
ご用意しております。
ぜひお目通しいただけましたら幸いです。
1~3は法人についてと、
私のプライベートを含めた自己紹介です。
(タップすると内容をご確認いただけます)
もしご興味なければ、
どうぞ飛ばしていただき、
特別優待のご案内をご覧ください!
1.東京オペラNEXTってなに?(タップして開く)
指揮者の村上寿昭が音楽家仲間と共に
2024年4月に立ち上げたばかりの
新しいオペラカンパニーです。
村上は、小澤征爾の愛弟子として
長年にわたり氏の薫陶を受けてきた
小澤直系ともいうべき指揮者です。
欧州を拠点に国際的な音楽活動を
展開したのち、
日本に活動の場を移しました。
彼が中心となって2024年に設立した
東京オペラNEXTは、
NEXT管弦楽団(オーケストラ)、
オペラ歌手、ピアニスト、指揮者らの
プロフェッショナル精鋭
およそ100名が参加しています。
このような規模と質を備えた
オペラカンパニーは、
日本国内ではきわめて珍しく
(おそらく、他にはありません)
東京オペラNEXTは、
今後の活動を通じて、
唯一無二の存在としての
社会的認知を高め、
地位を確立して参ります。
皆様には、その道程を
見届けていただければと
願っております。
ところで、
日本の音楽教育はそのまじめな国民性ゆえ、
世界的に見ても高い基礎力を誇ります。
しかし同時に、
その日本人らしさが
弱点となることもあります。
東京オペラNEXTは、
音楽家同士の切磋琢磨により
優れた基礎の上に、
本場ヨーロッパのエッセンスを取り込み、
より深い芸術性へと
昇華させることを目指しています。
そうすることで、日本のクラシック音楽は
世界に誇る水準に到達できる
そう信じています。
設立理事の二人
村上寿昭(指揮者)と
天羽明惠(ソプラノ歌手)は
いずれも欧州での演奏経験が長く、
日本人のオペラ界を
よりよいものとしたいという思い、
自分たちの果たすべき役割について
意気投合。
それが東京オペラNEXTの出発点となりました。

村上が日本に帰国後、小澤征爾音楽塾にて2016年「こうもり」、2017年「カルメン」を師匠小澤征爾と振り分け。(幕ごとに交代で指揮)
2.なぜオペラカンパニーの事務局長に?(タップして開く)
代表の村上寿昭は私の夫です。
音楽家が集まって作った団体なので、
事務局の役割で動ける人がいませんでしたので、
事務局に名乗り出ました。
実は、この団体を立ち上げるまで
結婚して15年ほど、
私は夫の音楽活動に極力
関わってきませんでした。
まず、関わり方がわからないですし、
素人なりに思うことを伝えても、
あまりろくなことがありませんでした。
それは妻から夫への不満や
お小言のように聞こえてしまったり、
お互いにとってストレスがたまりました。
しかし、事務局長という立場となって
状況は一変しました。
法人であるオペラカンパニーを
よりよくする、
未来を切り開く、
という共通の目標に向けて、
夫婦の会話がようやく
かみ合うようになりました。
私は音楽の専門的な判断は
一切できませんが、
夫やその仲間の音楽家の才能、
彼らの誠実な演奏には
人を幸せにする、
そして社会を、
未来を明るく照らす力がある
そう信じています。
信じているので、
頑張ることができます。
(ちなみに、どうして経済学部出身者と
音楽家が結婚したの?というごくプライベートなことですが、
ご興味あるかた(?)は当ページの一番下に綴りました。こちら )
3.どうして萩友会メルマガ読者に届けたいの?(タップして開く)
オペラは、限られた趣味人や
知識人だけが楽しめる”高尚な芸術”
ではありません。
ストーリーは庶民的なもの、
人間的なものがほとんど。
音楽は圧倒的魅力で
言葉や知識を超えて
心を打ちます。
だからこそ
オペラを全く観たことがない方や
子どもたちにこそ
届けたいと思っています。
音楽を奏でる人間のパワー
ストーリーへの共感、
音楽に心震わせる体験。
一方で、知的な方や好奇心旺盛な方には
すでにオペラを趣味として楽しまれたり、
熱狂的なオペラファンである方も
少なくありません。
設立間もない私たち東京オペラNEXT.。
知名度もまだ低く、
広告費を潤沢にかけることもできません。
人を幸せにする圧倒的な音楽が
ここにあるのに
届けることができなかったら
意味がない。
そう思って日々試行錯誤しています。
昨年末、初台にある
新国立歌劇場のオペラを
ふと観に出かけました。
当法人理事の一人、
テノール村上敏明が
(指揮者村上寿昭と
漢字違いの同姓同名)
出演していた
オペラ「ウィリアムテル」の
マチネ(昼の公演)でした。
平日の昼に観劇に来るのは
物心両面に余裕のある方たちだなぁ、
(余裕のない自分は棚に上げて)
素敵だなぁと来場者を観察。
シニアのご夫婦だったり、
音大生と思しき若者だったり
主婦の方だったり
男女問わず、お一人でお出かけの方も
多いようです。
そしてオペラを観に来る方たちの幸福感が
心地よい波動に感じられました。
何か、覚えがある感覚でした。
この雰囲気、東北大学の同窓会に似ている!
知的で、穏やかで、
年齢問わず好奇心旺盛で。
東北大とオペラは、合う!
そう思いました。
夫の音楽に対する姿勢は
一言でいえば真面目。誠実です。
派手さよりも本質を追求する
東北大学の質実剛健の気風にも
通じるように思うのです。
私は経済学部の同窓会
(経和会)の会員ですが
昨年オペラカンパニーを立ち上げたとき
先輩方や同期、そして後輩まで
こぞって応援してくれて、
こちらからお願いする前から
賛助会員になってくださったり
活動を支えてくださっている方が
少なくありません。
中には、当法人が企画する
コンサートやイベントの皆勤賞
ほぼ皆勤賞という方もいらっしゃいます。
また、コンサートに
ご来場いただくばかりでなく
様々なアドバイスをくださったり
お知り合いをご紹介いただき
ご縁を繋いでくださる方も。
一緒に知恵を絞ってくださり、
私の事務局としての活動は、
半分くらい経和会に支えられているといっても
過言ではないくらいです。
大学同窓関係の方に
大いに助けられている今ですが、
その方たちが純粋に
音楽を楽しんでいただいていることも
確かだと思います。
私が信じる、
東京オペラNEXTの音楽と未来。
一緒に信じて、
楽しんでくださっています。
人の幸福は、究極は
人と人との温かなつながりがもたらす
ということが言われますが、
音楽は、その媒体になるように
思います。
東京オペラNEXTは
圧倒的な芸術性で音楽を届けることを
芸術家集団として大前提にしながらも
皆様の幸福な人生に
ささやかでも寄与できる
団体でありたいと思います。
萩友会のメルマガ掲載の機会をいただき、
こうして情報をお届けできることが
とてもありがたいことです。
過去数回の配信では
コンサート情報を
そのままお伝えしていましたが
東北大学同窓生の私の言葉で
お伝えすることができればと
今回この文章をしたためました。
皆様に、コンサートやオペラの会場で
または同窓会で?
お会いできましたらうれしく思います。
音楽がきっかけでつながり、
そのつながりが
人生を少しだけ豊かにしてくれる、
そんな場を、東京オペラNEXTは
これからも目指してまいります。

いずれの公演も、会場にて萩友会メンバーとお伝えいただいた方に、
東京オペラNEXTオフィシャルグッズをプレゼント🎁したします!
各公演の詳細は「詳細URL」よりご確認いただけます。
趣の異なる二つの公演です。是非お出かけください。

歌と室内楽シリーズ「Overture」vol.1 テーマは”France”
2025年6月1日(日)14時開演
会場:霞町音楽堂(東京都港区)
🎫チケット
電子チケットteket こちら
※優待クーポンコード:TON0601
500円割引!
一般チケット: 6,000円
詳細URL https://operanext.jp/20250601ovtr1/
生誕150周年のラヴェル、生誕180周年のフォーレ、生誕170周年のショーソンと、2025年はフランス音楽界を彩った名作曲家たちのアニバーサリーイヤー。
西麻布の小空間で
ここでしか味わえない
フランスのエスプリをお届けします。

🎭2025年7月5日(土)16時開演 当法人主催の初のオペラ公演🎭
小編成室内楽と
豪華一流キャストが集結!
この夏絶対に見逃せない
話題のオペラ公演
モーツァルトの名作
「ドン・ジョヴァンニ」
セミステージオペラ
会場:ハクジュホール(渋谷区)
🎫お申し込みは
本サイト限定申込フォーム
よりお願いします。
一般の販売窓口
(チケットぴあ
では優待割引は
ございません)
村上夏子の自己紹介 [番外編] 私と音楽?(タップして開く)
私自身は、夫と出会うまで音楽――特にクラシック音楽には、ほとんど馴染みがありませんでした。ただ、どこかで「素敵だな」という憧れはあり、大学時代には「はじめてのモーツァルト」というようなタイトルのCDを購入し聞いてみたものの、いまいち馴染めずという記憶があります。夫と出会う少し前の30代前半、オペラに興味がわき、当時仙台在住でしたが、どうしても観てみたくて、思いきって東京・NHKホールの《蝶々夫人》のチケットを取り、日帰りで観に行ったことがあります。
比較的手ごろな3階席を選んだのですが、NHKホールの3階席は断崖絶壁のような傾斜で、転げ落ちそうな感覚に驚きました。ホールが大きく、舞台が遠く見えたせいかもしれません。内容は、有名なアリアに心を動かされたのを覚えています。それ以上に印象に残っているのが、幕間の休憩時間のこと。一角には、大企業のスポンサー関係者と思しき方々がワインを片手に談笑しており、「なるほど、オペラは貴族の社交場だったのだ」と納得しました。
とにかく、夫と出会う前は音楽家という職業の人と出会うこともない、経済学部出身の会社員でした。たまたま2008年にドイツに出張した際に、現地の日本人ということで知人の紹介で出会ったのが同い年の夫でした。当時、ハノーファー州立歌劇場の専属指揮者だった夫の職業を聞いた時は、そんな職業の日本人がいるの?!?!とびっくりしました。1週間の出張中に、2回も夫が訪ねてきました。変な人だと思いましたが、遠距離恋愛を経て1年後に結婚し、渡独。ドイツで子どもが2人生まれて、今二人とも中学生になりました。上の子が5歳の時に帰国し、子育て、ワーママ(通勤)、など経験し、昨年から東京オペラNEXTの事務局をしています。ゼロから企画を生み出すことに右往左往しながら、1年経過し、2年目は大きな挑戦が続き、自分の限界を試されているようです。
東京オペラNEXTの公演は、もちろんすべて聴いていますがすが、思えば結婚してこれほど夫の演奏を聴くこともなかったなと思います。子供が生まれるまでの一年間は、夫の指揮するオペラを観にハノーファーの歌劇場に通いましたが、生まれてからは子育てで身軽な外出はままならなくなりましたし、日本に帰国後も足が遠のいてました。足が遠のくということはそんなに好きじゃないのかと言われればその逆で、毎回とんでもなく感動して胸が苦しくなるほどです。オペラや、コンサートの音とエネルギーの洪水を浴びながら、日常のあれこれが浄化される効果があるように思います。

2年前の夏、コロナ禍を経て実に8年ぶりに、家族でドイツ・ハノーファーを訪れました。夫と出会い家族がスタートした街です。
ハノーファー州立歌劇場前にて。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
きっと、クラシック音楽やオペラがお好きで、
「もっと音楽の話がしたい!」と感じてくださっている方も
いらっしゃるのではないかと思います。
そうした熱い想いをお持ちの方は、ぜひ――
音楽家たちと直接お話しください!
東京オペラNEXTでは、
演奏を聴いて終わり、という形ではなく、
音楽家と観客が直接言葉を交わせるような、
人と人との“交流の場”をつくっていきたいと考えています。
音楽は、舞台の上と客席という垣根を超えて、
人間同士の出会いや対話を通して、
より深く、より豊かになる――
私たちはそう信じています。

2017年の小澤征爾氏グラミー賞受賞の際の日経新聞には、村上とのツーショット写真が採用された。

2024年8月立川にて、アマチュア合唱団とアマチュア奏者を交えて、東京都立川市にて「夏休み音楽祭」を開催。プロ奏者とアマチュアの交流による新たな音楽の楽しみを提案。今後も、住民やアマチュアとの交流を大切にしたいと考えている。

今月初頭に丸の内で開催された世界最大のクラシックフェスティバル「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2025」にて、はじめてのオペラ《魔笛》を日本語・45分間の短縮バージョンで上演。子どもにも楽しめるわかりやすさを追求しつつ、一流の演奏家による本格的な演奏は大人にも好評を博す。今回は初めて、人気声優の野島健児さんがナビゲーターとして登場。異業種のコラボによるオペラの魅力向上も重要なテーマ。
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こちらのコンタクトフォーム
または直接メールアドレスまで
ご連絡お願いいたします。
(メール:info@operanext.jp )
お仕事のご依頼について
東京オペラNEXTでは、以下のようなお仕事のご依頼を承っております。
- コンサートの企画・主催
- プロフェッショナルオーケストラの客演
- パーティーやイベント会場でのオーダーメイド・ミニコンサート
たとえば、
「我が町でコンサートを開催してほしい」
「病院・学校・施設などで演奏してほしい」
「アマチュア合唱団のオーケストラを依頼したい」
といったご相談も歓迎です。
ご予算や内容に応じて柔軟に対応いたしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。