村上寿昭 Toshiaki Murakami


一般社団法人東京オペラNEXT 代表理事・音楽監督
指揮者・ピアニスト

東京生まれ。ピアノを塩野圭子氏に師事。15歳より指揮を高階正光氏に師事。桐朋学園大学にて指揮を小澤征爾、黒岩英臣、秋山和慶の各氏に師事。大学在学中から、新日本フィルハーモニー交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラにて、その後も水戸室内管弦楽団、ウィーン国立歌劇場で小澤征爾氏のアシスタントを務める。サントリーホール・オヘラにてグスタフ・クーン、ダニエル・オーレン、ニコラ・ルイゾッティ、各氏のアシスタントを務める。1997年渡独。ベルリン国立芸術大学でマティアス・フスマン教授に師事。また 2000年からは文化庁海外研修者として、またローム ミュージック ファンデーションの助成を受けウィーンへ留学。ウィーン国立音楽大学でレオポルト・ハーガー教授、湯浅勇治氏に師事。

 2000年タングルウッド音楽祭にフェローとして参加し、小澤征爾、ロバート・スパーノ、アンドレ・プレヴィンの各氏に師事。また翌年にはアシスタントとして招待を受ける。

 2004年から2006年までオーストリア・リンツ州立歌劇場に在籍、2006年からドイツ・ハノーファー州立歌劇場に転じ、2008年から2012年まではカペルマイスターとして数多くのオペラ、バレエを指揮。また、ベルリン交響楽団、リトアニア国立管弦楽団をはじめ数多くのオーケストラから招かれる。

これまで国内においては、1999年、2002年にサイトウ・キネン・フェスティバルに招かれ「武満 徹メモリアルコンサート」を指揮、2002年には小澤征爾音楽塾にて「ドン・ジョヴァンニ」を、また、新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮する。その後は大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などと共演。2010年にはびわ湖ホールにて「ヘンゼルとグレーテル」を指揮。 2016年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIVにて「こうもり」を、翌年は「カルメン」を指揮(小澤征爾氏と振り分け)。2016年セイジ・オザワ松本フェスティバルにてGigコンサートを指揮。
 2021年サントリーホール・フレッシュ・オペラ「ラ・トラヴィアータ」を指揮。2024年8月セイジオザワ松本フェスティバルOMFオペラ「ジャンニ・スキッキ」指揮。同9月調布市民オペラ「トゥーランドット」指揮。教育活動にも力を入れ、音楽大学オーケストラなどの指導も活発に行っている。また室内楽、歌曲の伴奏など、ピアニストとしても活動している。東京芸術大学講師、桐朋学園大学音楽学部講師。
2024年に一般社団法人東京オペラNEXTを設立。代表理事・音楽監督に就任。


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